室生寺の美しさと静謐

女人高野の室生寺

この日曇りのち時々晴れというお天気であったのに激寒で北風ぴゅーぴゅー

ダウンでも欲しいぐらいの寒さに逆戻り。ジャケットこそ来てましたが、中は薄着だし、唯一持ってきたストールが役に立ちました。

夕方には伊丹空港へ戻る予定でしたから移動時間を考慮して早め早めの行動をしていました。

長谷寺境内の入り口で長谷寺から室生寺への直通バスの宣伝をしていました。

最初から計画していなかったのですが、なんでも普段は乗り換えが必要なところ、直通でいける、とのことから、急きょ行くことにしたのです。

当初20分程度で行けるのかと思ったら、なんと40分強。そこから更に歩いて15分ぐらい。

深い深い山の中

すごく大きな観光バスの一番前に乗車。人は10人もいなかったと思います。

それにしてもどんどん山深く果てしなく遠く感じました。でも新緑がキレイで目の保養でしたね。

到着してから限られたバスの時刻表を確認して、寒風&強風の中室生寺へ向かった。

それにしても、、こんなに遠い山奥だとは想像してなかった。

境内へはこの赤い橋を渡ります。

赤い橋を渡ってる途中から見た風景。

ここは下界との境界線であったのでしょうね。

本堂です。

またしても階段坂です。キツイ。。

金堂がみえます。ここで特別拝観でした。

前を向いて。と、観音様がいう。

数年前に東京駅の垂れ幕広告にでーん!とでていたんですよ。

そのときのキャッチコピーが「前を向いて。と、観音様がいう。」

JRのポスターから拝借ですが、私が見たのは正面のもので巨大な広告でした。

そのときなんかふっと目にして泣きそうになりましたね。

あまりない少女にもみえるようなしもぶくれの観音様を見たくて絶対行こう!っと思ってから3年も経過してました。そして長谷寺まで来たのに今回はスキップするつもりでいました。

それにしてもJR東海の京都にしろ、奈良にしろコピーがうまい!ほんとに凄い!

毎回思うけどコトバのチカラってあるよね。そして何度でも行きたくなるCM。

金堂の特別拝観で実物を見ましたが、やはり距離があり詳細までは見えません。

でも古い仏像だなっというのと、極彩色に塗られていたものだというのは何となく遠目からわかりました。

スポンサーリンク

説明にありましたが、金堂にある仏像の出典情報は不明だそうです。いつ誰が作成したかも情報がないそうです。そして金堂での10体揃ってのお披露目はこれが最後、とのことでした。

空海が愛した女性

もともと役行者が開祖して空海がその後整備、とありました。(実際のところ不明)

女人禁制だった時代に唯一女性に参拝が許されていたことから女人高野とも言われたとか。

先の観音様が有名で本堂にある仏像のことはあまり話題になりませんよね。

しかし、本堂に参拝して驚いたのが如意輪観音であったこと。

空海が愛した女性という(1200年も前の話ですから真意の程は。。)、神戸の神呪寺にある如意輪観音様はその尼の顔に似た観音を空海自ら掘った伝説で有名ですよね。わたしは最初知らずに自分が描いた絵のモデルにしたんです。途中でそんな言われを知って高野山へ参拝したのが4年前でした。

昨年は上野にたまたま展示で来られていてまさかのご対面でしたが。普段はやはり1年に一度のご開帳でしか拝観できません。

さて話を戻して室生寺の本堂にもまた如意輪観音様だったとはちょっとびっくりしたわけです。

こちらのお顔は先の神呪寺のとは違い大人っぽい表情です。

空海はやはり愛した真名井御前と同じ如意輪観音をこのひっそり山深い人里離れたこの本堂の仏像に意図したのだろうか?

などなど、勝手に妄想膨らむ膨らむ(笑)

本堂から見える五重塔

更に近寄って

境内は穢れがなくすっきりした印象

まさかこんな山深いところにひっそりとたたずむ室生寺。まるで人目から避けるように作られたようにも思うほど山深いです。

そこへは参拝者が絶えず来るほど求心力があるのは惹きつける何かがある証拠。

境内は修復を繰り返し、どこもかしこも整備されていて関係者の努力が伺えます。

石楠花(しゃくなげ)が咲き誇っていました。

識子さんの書籍では、何らかの術がかけてあって自身が参拝されたとき歓迎されていないことを書かれてあったこともあり正直禍々しい思い込みができてしまいムリして行かなくても、っと思っていたのです。

自分で訪ねてみて、やはり来てよかった。そのような流れにもなっていたことも不思議です。

ここもまた呼ばれたなっと思いました。

ムリがなく、自然な流れでしたから。

1.生駒聖天 寶山寺

2.金峯山寺 蔵王権限ご開帳

3.長谷寺 観音様ご開帳

4.室生寺 金堂ご開帳

5.大神神社と狭井神社